兄が殺人未遂で起訴されました。
裁判員裁判になるのはどういう事件ですか?

殺人未遂で起訴された事件は、原則として裁判員裁判となります。
裁判員裁判の対象となるのは、(1)死刑または無期懲役・禁固になることがある事件、または(2)故意の犯罪行為により被害者を死亡させた事件です。具体例として挙げられるのは、殺人、強盗致死傷、傷害致死、危険運転致死、放火、身の代金目的誘拐、保護責任者遺棄致死、営利目的での覚せい剤輸入などです。
もっとも、対象となる事件であっても、被告人が属する団体等が裁判員を脅すおそれがある等の理由がある場合、例外的に裁判官のみで裁判をすることもあります。

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